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美容トピックス
2019.5.24 | 美容トピックス
紫外線から肌を守ろう!悪影響を防ぐための対策を徹底紹介
日差しの強い季節になると、気になってくるのが紫外線による肌への影響です。紫外線は美肌づくりの大敵であると言われています。紫外線が肌に与える悪い影響としてよく知られているのは「日焼けによる肌のトーンダウン」ですが、実は紫外線による悪い影響はほかにもたくさんあるのです。
こちらの記事では、紫外線が肌に与える悪い影響と、それらへの有効な対策についてご紹介していきます。夏の季節もしっかりと美肌ケアを行いたいとお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
目次
紫外線がお肌にもたらす影響とは
日ごろからスキンケアを意識している方であれば、「紫外線は美肌づくりの大敵」であるという情報を耳にしたことも多いはずです。事実、紫外線は肌に大きな負荷を与えるものであると知られています。
紫外線とは、地球に届く太陽光線のなかで、高いエネルギーを持つ波長の短い光のことです。特に「UV-A」と「UV-B」の2種類が肌に悪い影響を及ぼすと言われています。
紫外線の約9割を占めると言われているUV-Aは、しわやたるみ、毛穴のひらきのほかにも、さまざまな肌トラブルの原因です。UV-Aは雲やガラスを透過するため、曇りの日や室内であってもケアが必要となります。
UV-Bはレジャー紫外線とも呼ばれ、肌に急激な炎症を引き起こす紫外線の一種です。紫外線量の1割程度しかないUV-Bですが、肌にやけどのような赤みを引き起こしたり、メラニン色素を沈着させてトーンダウンさせたりと、その影響はとても大きいです。シミやそばかすの影響にもなります。
このように、紫外線はお肌にさまざまな悪い影響を与えてしまうのです。若々しくみずみずしい肌を保ちたい場合には、十分な紫外線対策に取り組むことが必要です。
紫外線による肌への影響を防ぐには万全の対策が必須
紫外線の強さは天候や季節によって変化します。日差しの強い夏は紫外線量が多く、反対に冬は紫外線量が少ない傾向にあります。そのため紫外線対策は日照時間の長い夏の季節を中心に行うという方も多いでしょう。
しかしながら、肌にダメージを与える紫外線には2つの種類があり、そのうちの一つ、「UV-A」は年間を通しての対策が必要であると言われているのです。その理由について、詳しく解説していきます。
紫外線はシーンに合わせて適切な対策を行うことで、紫外線による肌へのダメージを抑えることも可能です。肌に多大なる悪影響を与える紫外線。いつまでも美しい肌を保つためにも、しっかりと対策していきましょう。
日焼けを繰り返すことで起こるゴワゴワ乾燥肌
紫外線の一種である「UV-A」は生活紫外線とも呼ばれ、地表に届く紫外線のおよそ9割を占めています。また、ガラスや雲を透過するため、夏以外の季節や曇りの日、屋内であっても油断することはできません。さらに、UV-Aの光は肌の奥の真皮にまで到達します。そしてそれらのダメージは蓄積され、いずれ肌トラブルとなって出現するのです。
紫外線を繰り返し浴びると、肌は余分な角質をため込んだ「角質肥厚」という状態に陥ってしまいます。さらに日焼けによる炎症が起こると肌のキメは乱れ、手触りがゴワゴワとザラつきます。これらのダメージを受けた肌は乾燥しやすく、肌質も硬くなり、化粧水もなじみにくくなってしまうのです。
乾燥した肌は次第にバリア機能も低下していきます。バリア機能が低下した肌は、乾燥やほこりなどの外的刺激による影響を受けやすいデリケートな状態になります。肌トラブルを未然に防ぐためにも、紫外線対策は絶対に必要なのです。
紫外線を浴びることによる「光老化」
「光老化」とは、UV-Aが原因で引き起こされるお肌の老化現象です。UV-Aは、メラノサイトを活性化させてだんだんと黒ずませます。
波長の長いUV-Aは、肌の奥深くまで到達しやすく、弾力やハリを保つために必要なコラーゲンやエラスチンを破壊する酵素を増やし、生み出された酵素はコラーゲン繊維を切断、エラスチンを変形させます。その結果、肌はたるみやすくなり、しわも目立ちやすくなってしまうのです。
若々しい肌を保つためには、紫外線対策を徹底することが大切です。
紫外線とお肌の関係
お肌にさまざまな影響を与える紫外線。年齢を重ねるにつれ現れるシミ・シワ・たるみ等の肌トラブルの約8割が紫外線・加齢によるものが約2割とされていて肌老化の大部分は紫外線に原因があるとされています。 そのためのしっかりとした紫外線ケアで肌のやわらかさとハリを失わないための予防と対策をしましょう。
肌本来の紫外線から守るチカラを補う
わたしたちの肌には、紫外線で傷ついた細胞を修復する働きや紫外線を防御する機能があります。しかしその肌本来がもつ紫外線から守るチカラにも限度があります。紫外線から肌を守るためには、さまざまな方法で補うことが必要です。そのために肌老化の大敵である紫外線から肌を守るにはどのようなことに注意をすればよいのでしょうか。
紫外線から肌を守るには
日光に長時間あたらない
日光になるべく素肌をさらさない。これがなにはともあれ有効な対策です。特に日差しが強くなってくる時期や時間をさけて行動することがもっとも効果的と言えるでしょう。
紫外線量に気をつけはじめる時期
紫外線量は2月から増えはじめて、5月頃には真夏の約8割ほどとも。早い時期から紫外線には気をつけましょう!
紫外線量が多い時間帯
時期にもよりますが、太陽が真南にくる時間の前後2時間に多くなるので、午前10時頃から午後2時頃の時間帯をさけて行動するとよいでしょう。紫外線量が多くなる時期・時間をなるべく避けて行動することで、将来の肌老化スピードに大きなちがいが出てくるでしょう。
日傘・帽子・衣類などで守る
やはりどうしても紫外線量が多い時間・時期に外出することもあるので、紫外線から肌を守るには日傘や帽子、長そでシャツなど物理的にさけるのも効果的です。なるべく肌をさらさないよう長そでシャツや大きめの帽子やサングラスをするなど工夫しましょう。UVカット素材の製品を使用するとより効果的です。
ビタミンA・C・Eの摂取
紫外線対策で有名な栄養素がビタミンC。日焼けによるシミ・そばかすに良いとされ、食品では柑橘類・いちご・野菜類に多く含まれています。ビタミンCも大切ですがビタミンA と E もとても大切で、総称して「ビタミンACE(エース)」とも言われ相乗して効果を発揮します。
ビタミンAを多く含む食品が、緑黄色野菜・牛乳・レバーなど。ビタミンEを多く含む商品は、ゴマ・大豆などとなっています。ふだんから意識して摂取することは大切ですが、たくさん食べたからといって食べた分、肌の状態がよくなるわけではありませんので、からだ全体のことを考えてバランスのとれた食事を心がけましょう。
日焼け止めで肌を守る。
直接肌に塗布する日焼け止めも有効です。紫外線対策には日焼止めは有効ですが、SPFが高い日焼け止めから選ぶ方も多いのでは・・・。しかしSPFが高いぶんお肌に負担をかけていることもあります。日焼け止めは目的にあわせて上手に使わけましょう。
シミ・そばかすの原因である「UV-B」を防ぐ”SPF”
”SPF”は、日焼けによる肌の赤みや炎症を引き起こす「UV-B」を防ぐ効果を示す数値です。UV-Bによる日焼けを放置すると、肌の黒化につながります。SPFは1~50+の数値で表示され、値が大きいほど防止効果が高いとされています。
光老化の原因である「UV-A」を防ぐ”PA”
”PA”は、「光老化」の原因となる「UV-A」を防ぐ効果を示す数値です。UV-Aは生活紫外線とも呼ばれ、年間を通じたケアが必要となります。PA+~PA++++の4段階があり、+が多いほどその防止効果は高くなります。
紫外線対策の定番である日焼け止めの選び方とは
日焼け止めはシーンに合わせて使い分けることをおすすめします。
選び方の基準としては、日常生活であればPA+・SPF10~20のものを、屋外で活動するときにはPA++・SPF20~30のものを、炎天下で活動するときにはPA++以上・SPF30以上のものを選ぶと良いでしょう。
また、日焼け止めは衣服による摩擦や汗などの水で落ちやすいので、こまめに塗りなおすことも大切です。適切に使用することで十分な効果を得ることができます。
スキンケアから始める紫外線対策
紫外線ケアでは日焼け止めも大切ですが、スキンケアで紫外線から肌を守ることも有効です。
日焼けしてしまったときは、とにかくお肌を休ませることが大切
どれだけ気を付けていたとしても、思わず日焼けしてしまう場合だってあるでしょう。そんなときはとにかくお肌を休ませてあげることが重要です。
日焼け直後の真っ赤になった肌は、軽い火傷のような状態に陥っています。冷えたペットボトルや保冷剤をタオルでくるみ、肌に当ててクールダウンしましょう。その後は刺激の少ないスキンケア用品でたっぷりと保湿をしてください。
スキンケアや洗顔をする際も、摩擦を与えぬよう優しく、お肌をいたわってあげることが大切です。日焼けしてしまった肌は、優しく扱ってあげましょう。
日頃のシミ・そばかすケアが重要
日焼けによるシミ・そばかすのケアにはスキンケアによる十分な保湿が有効です。
毎日のスキンケアでお肌をたっぷりと保湿することで、バリア機能が高まり、外的刺激によるダメージを受けにくくする効果を期待することができます。また、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐビタミンCを積極的に取り入れるケアもおすすめです。
思いがけず日焼けをしてしまったときにも、低刺激なスキンケア用品を使ってしっかりと保湿することで、ダメージを抑えることが可能です。日焼けした肌はスキンケアで十分にいたわってあげましょう。
肌サイクルを整える
シミ・くすみの原因は紫外線の影響でメラニンが生成され、そのメラニン色素が排出されず蓄積することにより色素沈着し、シミやくすみに。肌サイクルを正常化させることによって古い細胞が押し上げられ、メラニン色素が垢となって剥がれおちます。肌サイクルを整えるために、マッサージなどのスキンケアで肌をほぐし、血液の流れを整えることが大切です。
肌バリアを整える
紫外線は肌を乾燥させるなど肌のバリア機能を低下させ、ハリをつくる細胞にダメージを与えシワ・たるみの原因となります。肌にうるおいを与え油分で皮脂膜の役割を補うスキンケアを行うことで、肌バリアを整え紫外線などの外的刺激から肌を守りましょう。
”マッサージケア”で肌を活性化。肌サイクルを整える
”高保湿成分”を配合。肌にうるおいを与えることで肌バリアを整える
皮脂膜を補い肌バリアを整える
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