BEAUTY TOPICS
美容トピックス
2018.6.19 |
意外に知らない紫外線のこと④
紫外線についてのお話も今回で最後となりました。
さて今まで紫外線についての内容をたくさんご紹介してきましたが、今回は
予防についてお話していきます。
紫外線対策のマストアイテム 「日焼け止め」
紫外線対策をする上で欠かせないのが日焼け止め。
日焼け止めもPA・SPFの強さがさまざまなであり用途に合わせて
使い分けることをおススメします。
屋外のレジェーやマリンスポーツ等、紫外線の強い場所で過ごす際にはPA、SPFともに
数値の高いものがおススメ。
逆に散歩や買い物等、屋内もしくは普段使いの場合であれば、数値の低いものを選んでいただいても
大丈夫です。
日焼け止めについて
「SPF」 「PA」って?
日焼け止めで表示されている「SPF」と「PA」とは
紫外線防止効果の程度を表すもの。
「SPF」(Sun Protection Factor)
主に肌の炎症を引き起こすUVB(紫外線B波)の防止効果を表し、数値が大きくなるほど防止効果が高くなります。
SPF1=約20分を1単位としています。
つまりSPF1で約20分UVBの影響を受けにくくするとされています。
例えばSPF10の場合ですと、20×10で200分になり、約3時間は日焼け止め効果があるということになります。
「PA」(Proteciton Grade of UVA )
主にシワやたるみの原因をつくる「UVA」の防止効果を表しています。
「PA+」(UVA防止効果がある)、「PA++」(UVA防止効果がかなりある)、
「PA+++」(UVA防止効果が非常にある)、「PA++++」(UVA防止効果が極めて高い)
のいずれかで表示され、「+」の数が多いほどUV-A防止効果が高いことを示しています。
「紫外線吸収剤」「紫外線散乱剤」って?
日焼け止めには紫外線をカットするために「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」
が使用されています。
まずは各役割をみていきましょう。
「紫外線吸収剤」は、吸収剤そのものが紫外線を吸収し、
肌への紫外線の影響を防ぐもの。
日焼け止めの中で「ノンケミカル処方」と書かれているものは
「紫外線吸収剤」を使用していないということです。
「紫外線散乱剤」は、主に粉体で、肌表面に受ける紫外線を乱反射させて、
肌への紫外線の影響を防ぎます。
「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」についてメリット、デメリットをまとめてみました。
まとめ
「SPF」数値が高いと確かにUV効果も高いではありますが、
その反面肌への負担がでてきてしまいます。
注意したいのが用途に関係なく数値が高い日焼け止めを塗ればいいというものではないということです。
その日の行動内容によって使い分け、肌を守ることが大切なのです。
UVアイテムを使って紫外線対策をしよう!
肌を覆うことで紫外線から肌を守ることも大切です。
UVアイテムといえば・・・
日傘、帽子、ウェアやサングラス等があります。
最近ではUV加工商品も多く、またデザインもおしゃれな
商品が多いので、活用していきましょう。