美肌づくりにおすすめ！顔マッサージの効果と注意点

顔の老廃物が貯まっていくとむくみやくすみの原因に。そんな時にオススメなのがマッサージ。マッサージは家で簡単に空いた時間にできる美肌づくりにはもってこいなもの。今回はそんなマッサージの効果についてご紹介します。

顔をマッサージすることで得られる効果とは？

エステや美容クリニックに行く必要がなく、いつでも気軽に自力で小顔を目指すことができるセルフマッサージは非常に魅力的ですよね。ですが、自分で顔をマッサージしたところで、本当に効果を得ることはできるのでしょうか。

結論から申し上げますと、正しい方法でマッサージをすることができれば、効果を得ることは十分に期待できます。一方で、やり方を間違えてしまうと、効果を得られないどころか肌を痛めてしまう可能性も。

セルフマッサージでフェイスケアを始めてみたいとお考えの方は、ぜひ正しい方法ですすめてみてください。こちらの記事では、マッサージを効果的にすすめる方法のほか、マッサージにベストなタイミングやNG行動についても紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

まずは顔をマッサージすることによって得られる効果について紹介しています。顔をマッサージすると、どのようなメリットを得られるのでしょうか。

たるみやむくみを解消し若々しい印象に

年齢を重ねるにつれ、肌の悩みは増えていくものです。その中でも特にたるみやむくみに悩まされているという人は多いのではないでしょうか。

肌のたるみは、弾力を保つために必要なコラーゲンやエラスチンといったタンパク質が加齢によって減少してしまい引き起こされると考えられています。

また、加齢によるむくみは、ホルモンバランスや自律神経が乱れることで血流に乱れが生じ、発生しやすくなってしまいます。

このようなたるみやむくみは、マッサージをすることで解消することができると言われています。顔に適度な圧や刺激を与えることで、リラクゼーション効果を得るとともに、筋肉のコリをほぐし、血行を促進し、リンパのつまりを解消するなどの効果を得て、たるみやむくみの解消につながると考えられているのです。

また、顔周りのリンパのマッサージは老廃物をの排出を手助けする効果も期待できるため、たるみやむくみのケアに適していると言えるでしょう。

血行を促進して美肌づくりの土台ケアを

顔をマッサージすることによって、美肌づくりの土台ケアをすることも可能です。

先ほど少しお話しましたが、顔をマッサージすると血行が良くなります。すると肌は健康的なピンク色になり、くすみがすっきりと晴れやかな印象に。血行不良によるくすみに悩まされている方は、フェイスマッサージを取り入れてみると良いでしょう。

また、血行が促進されることで肌のターンオーバーが正常化し、古い角質によるゴワつきや毛穴の黒ずみという肌悩みの改善も期待できます。

肌の基礎力を高めたいとお考えの方は、ぜひフェイスマッサージを始めてみてください。

マッサージを効果的に行うには

顔のマッサージをより効果的に行うためにはどのような点に注意すべきなのでしょうか。ポイントを抑えてマッサージをすることで、たるみやむくみの解消のほか、小顔を目指すことも可能です。

ここでは、顔のマッサージを行う前にチェックしておきたいいくつかのポイントについて紹介していきます。すでにマッサージケアを行っている方や、顔のマッサージに興味があるという方はぜひ参考にしてみてください。

顔のマッサージを行う前は血行を促進する

マッサージをするときには「リンパ節」を意識いただくと効果的です。リンパ節というのは、リンパ液が流れる管のことで、このリンパ液というのが顔のむくみやたるみと密接な関わりを持っています。リンパ液には体内を調整する役割があり、そのうちの一つに老廃物を流すという仕事があるのです。

しかし、リンパ液というのは血液のように一定の流れがあるものではありません。そのため、リンパ管に老廃物が溜まると流れが滞ってしまうことがあります。リンパの流れが滞ると、むくみやたるみが発生してしまいます。

顔のたるみやむくみをケアしたい場合には、原因のもとであるリンパの流れをスムーズにする必要があるのです。

上から下に撫でおろすように、耳の下から肩までをマッサージしたり、鎖骨を中央から端に向かって撫でるなどの方法が有効です。ぜひ試してみてください。

マッサージの後は体の内・外からしっかり保湿

顔のマッサージが終わった後は、水分補修とスキンケアアイテムによる保湿ケアで体の内側・外側の両方からしっかりと保水しましょう。

マッサージ後はコップ1杯程度の水分を摂るよう意識してください。そうすることで体内の水分の流れが良くなり、老廃物が排出しやすくなります。この時の水分は、体を冷やさぬよう常温の飲み物がおすすめです。

また、顔をマッサージした後はスキンケアアイテムを使って肌を保湿していきましょう。

マッサージ後の肌は血行が良い状態になっていますので、ケアの効果が出やすいと考えられます。また、摩擦などでダメージを負っている可能性もあるので、きちんといたわってあげることが大切です。

顔のマッサージを行うベストなタイミングはいつ？

顔のマッサージは一日のうちのいつの時間帯に行うのがベストなのでしょうか。結論から申し上げると、ベストな時間帯は夜であると言われています。

朝や日中は、お仕事や家事・育児で忙しくしていて、時間を作ることが難しいという人が大半だと思います。顔のマッサージは継続することが重要です。なので、一日の終わりであり、時間を作りやすい夜に行うことがおすすめされているのです。

しかし、ひとくちに夜といっても、その時間は長く、やはりやることも多いですよね。そこでおすすめなのが、毎日のスキンケアの延長としてマッサージを取り入れることです。

ではなぜ、スキンケアの延長でマッサージを行うことがおすすめなのでしょうか。その理由をくわしくお伝えしていきます。

クレンジングのついでにマッサージはNG

まず初めに、注意点からお伝えしていきます。

スキンケアの延長でマッサージを行うことをおすすめしましたが、クレンジングをしながらのマッサージはNGです。

クレンジングとはあくまでメイクを落とすための作業であり、多くのクレンジングアイテムにはメイクを溶かす成分が入っています。この成分はお肌に負担を与えてしまうことが多いため、長い時間の塗布は推奨されないのです。

クレンジングしながらのマッサージは行わぬよう注意してください。

日々のスキンケアの延長でマッサージを

それでは、スキンケアの延長でマッサージを行うことのメリットについてお話していきます。

顔のマッサージを行う上で最も重要なのが、皮膚に負担をかけないことです。

顔の皮膚に摩擦や強い圧などの負担がかかると、しわやたるみの原因となり、逆効果となってしまいます。マッサージを行う際には肌と手の間のクッションとなるようなすべりの良いジェルなどを用いる必要があるのです。

また、マッサージは顔の血行を良くします。そのためスキンケアの効果が出やすいと考えられます。顔のマッサージを行う際は、毎日のスキンケアの延長で取り組んでみてください。

顔をマッサージしても効果ナシ？注意すべきNG行動とは

顔のマッサージを行う上で注意すべきポイントがいくつかあります。これらのポイントに注意しないと、望んだ効果が得られないことも。注意してください。

マッサージを行う上で重要な3つのNG行動を見ていきましょう。

強い力で思い切りマッサージする

顔のマッサージを行う上で、肌に負担をかけることは絶対にNGです。

力をかければかけるほど、効果が早く出ると考える方もいらっしゃるかもしれませんが、実際はその逆。肌に負担をかけてしまうと、たるみやしわとなって現れます。

顔のマッサージを行う際には、痛くない程度に優しい力ですすめていきましょう。

必要以上に長い時間マッサージを続ける

時間のかけすぎは肌への負担となってしまうためNGです。

顔のお肌は摩擦に対して非常に繊細です。塗布したスキンケアアイテムが乾いてしまうほどの長い時間、肌に触れ続けてしまうと、肌は大きなダメージを受けてしまいます。

顔のマッサージは長くとも5分程度におさめると良いでしょう。

保湿アイテムを使用せずにマッサージする

マッサージをするうえで肌に負担をかけないために最も重要なのが、保湿アイテムを使うことです。

化粧水や乳液、マッサージジェルなどの保湿アイテムを使わずに顔のマッサージをしてしまうと、肌に大きな負担がかかってしまいます。それがたるみやしわにつながってしまうことも珍しくありません。

顔のマッサージを行う際には必ず保湿アイテムを使用しましょう。肌の負担を抑えたい方には、無香料であったり無添加処方の優しいものがおすすめです。

やわらかい肌は保湿力が高い！

やわらかい肌とは、触ったときにもっちりと弾力のある肌。これは表面のかたい肌に比べると水分量が多く、角質形態が整っている状態とも言えます。
また水分量だけでなく、皮膚表面温度も高く血色が良くなるなどの効果もあります。

マッサージ効果

マッサージはやればやるほど血行促進効果が高まります。
その結果、むくみの改善、ターンオーバー正常化により透明感あふれる肌をつくるなどの効果が期待されます。
また肌表面がほぐされることにやわらかくしなやかな状態をつくり、保湿力や顔の血色が良くなるなどの効果が挙げられるのです。

 

※マッサージを行う際は必ず、ジェルやクリームなどを使用して行ってください。何もつけずに行うとマッサージによる摩擦で肌トラブルの原因となることがあるのでご注意ください。