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2018.7.30 |

化粧品に含まれるパラベンとはどんなもの?特徴や役割をチェック

化粧品に含まれるパラベンとはどんなもの?特徴や役割をチェック

最近化粧品の中でよく「パラベンフリー」と表記されているものも多くあります。

今回はこの「パラベン」とは何かをご紹介していきます。

パラベンとは?

パラベンとは?

パラベンとはパラオキシ安息香酸エステル類で、化粧品や食料品・医薬品の防腐剤として配合されており、世界的にも安全性が認められている原料です。

化粧品ではメチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベンなどが使用されています。

化粧品や食品に含まれている

パラベンは、化粧品や医薬品、食品の防腐剤・保存料に使用されています。1924年に初めて医薬品の防腐剤として使用されて以来、現在も安全性や防腐効果が高いと評されている成分です。

パラベンは、人体への毒性が低く、微生物、特にカビや酵母の腐敗防止に効果的と認められています。

「防腐剤=添加物」という考えから敬遠される方もいらっしゃるかもしれませんが、パラベンは広い分野で品質と安全性を保つために使われている非常に身近な成分なのです。

雑菌やカビの繁殖を防ぐ

先ほどお話した通り、パラベンには雑菌やカビの繁殖を防ぐ効果が認められています。

一般的に、化粧品や食品、医薬品などは、開封後空気に触れると、酸化が始まってしまったり、空気中の浮遊菌に触れてしまい雑菌が繁殖してしまったりと、品質や安全性が低下してしまうことがあります。

どれだけ清潔な環境で保存していても、開封した製品を雑菌の繁殖から完全に守ることは非常に困難です。

防腐剤を含む添加物を摂取することに抵抗を覚える人もいるかもしれませんが、防腐剤フリーの製品は使用期限が短く設定されており、それを過ぎると雑菌の繁殖などが原因で、人体に悪い影響を及ぼしてしまうことも考えられます。

一概にパラベンは悪いものと決めつけるのではなく、効果を正しく理解して、製品を利用していくことが大切です。

化粧品に防腐剤は必要?

化粧品に防腐剤は必要?

防腐剤は化粧品を最後まで安全で快適に使用するために配合されています。

商品に水が含まれるものは商品の使用中などに汚染される可能性があるため、化粧品にはこれらを想定して防腐剤が配合されています。

パラベンは肌に悪影響?

敏感肌の方などは、防腐剤などの添加物が配合されたスキンケアアイテムに苦手意識を持っている場合も多いのではないでしょうか。

実際に、無添加処方のスキンケアアイテムを使用したときの方が、肌トラブルが起こりにくいという方もいらっしゃるでしょう。

しかし、パラベンは長年多くの分野で使用されている安全性が高い成分です。主たる副作用として、皮膚への塗布や摂取によって皮膚炎や湿疹などのアレルギー反応の可能性が提示されていますが、アレルギー症状を発症する確率はそれほど高くないと言われています。

パラベンが配合されている化粧品の使用に不安を感じる場合は、使用前にパッチテストを実施してみてもいいかもしれません。

長期にわたって使用するものには防腐剤が必要

化粧品やスキンケアアイテムなどは、開封後空気に触れることで酸化が始まり、浮遊している細菌に触れることで雑菌が繁殖してしまう場合があります。

雑菌が繁殖した化粧品やスキンケアアイテムを使用すると、ニキビなどの肌荒れを引き起こしてしまうことも考えられます。

多くの化粧品には、使用期限が設けられています。肌トラブルを防ぐには、それらの使用期限をきちんと守る必要がありますが、パラベンを含む防腐剤フリーの化粧品は、比較的使用期限が短く設定されているのです。

内容量の多い化粧品やスキンケアアイテムの場合は、期限内に使い切ることが難しいこともあるかもしれません。肌トラブルを未然に防ぎ、お金を無駄にしないためにも、パラベンなどの防腐剤が必要な場合もあるのです。

パラベンには使用可能な量が決まっている

防腐剤・保存料に使われるパラベンには、使用量に制限が設けられています。日本では「化粧品基準(厚生労働省策定)」で使用量の上限が1%に設定されています。化粧品の場合は、パラベン使用量は、0.1~0.5%程度となっているものが多いようです。

パラベンは、必ずしも無害な成分とは言えませんが、厳しい基準でしっかりと検査し、使用量まで決めて配合されている点は、安心感が高いと言えるでしょう。

パラベンフリーのメリット

パラベンフリーのメリット

安全性が高く、製品の品質を保つために必要な成分であるパラベンですが、世の中にはパラベンフリーの製品も多く販売されています。特に、化粧品やスキンケアアイテムのなかには、パラベンフリーを売りにしている製品も少なくありません。

では、パラベンフリーの製品には一体どのようなメリットがあるのでしょうか。こちらでは、パラベンフリーの製品を選ぶメリットについて紹介していきます。

パラベンフリーの化粧品やスキンケアアイテムを使用するメリットについて知りたいとお考えの方は、こちらを参考にしてみてください。

敏感肌の人も使いやすい

パラベンフリーの化粧品やスキンケアアイテムには、敏感肌の方でも安心して使用することができるというメリットがあります。

お肌が敏感な方のなかには、添加物が配合された化粧品やスキンケアアイテムを使用したことで、お肌がピリピリと痛んだり、赤みが目立つようになってしまうなどの経験がある方もいらっしゃるでしょう。

肌トラブルの原因が、パラベンである場合は、パラベンフリーの化粧品やスキンケアアイテムを使用することで、症状を抑えることができます。

化粧品やスキンケアアイテムを使用した際の肌トラブルにお悩みの方は、ぜひ一度パラベンフリーのアイテムを試してみてはいかがでしょうか。

パラベンアレルギーを引き起こさない

先ほどお話した通り、極まれにパラベンアレルギーを発症する方もいらっしゃいます。

パラベンは比較的安全性が高い成分であると言われていますが、なかには使用・摂取するとアレルギー反応を引き起こしてしまう人もいるため、アレルギー体質の人は注意が必要です。

過去に化粧品やスキンケアアイテムを使用して肌荒れを起こしたことがある方は、パラベン配合のアイテムを使用する前にパッチテストを実施すると良いでしょう。

また、パラベンによるアレルギー症状を引き起こすのが不安な方は、パラベンフリーのアイテムを使用してみてください。

パラベンフリーのデメリット

「パラベンフリー=無添加で安全」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、パラベンフリーのアイテムにもいくつかのデメリットがあるのです。

こちらでは、パラベンフリーのアイテムを使用することによるデメリットについてご紹介いたします。

使用できる化粧品の幅が狭まる

パラベンフリーの化粧品は、パラベン配合の化粧品に比べて、ラインナップが少ない傾向にあります。また、価格面でも差があり、パラベンフリーの化粧品は高価な場合が多いのです。

使用したいアイテムがあっても、パラベンが配合されていて断念しなければならないこともあるかもしれません。

パラベンフリーのアイテムを希望することで、使える化粧品の幅が狭まってしまうのは、デメリットの一つであると言えるでしょう。

雑菌が繁殖することも

パラベンには雑菌やカビの繁殖を防ぐはたらきが認められています。そのため、パラベン配合の化粧品やスキンケアアイテムは、パラベンフリーのアイテムに比べると使用期限が長めに設定されていることが多く、雑菌の繁殖についても安心して使用することができます。

パラベンフリーのアイテムの場合は、雑菌の繁殖を防ぐためにも、開封後はできるだけ早く使い切らなければなりません。雑菌が繁殖したアイテムを使用することで、肌荒れなどのトラブルを引き起こすことも考えられるからです。

「パラベンフリー=お肌に優しい」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、使用期限をきちんと守ることも非常に大切なのです。

パラベンフリーが安全とは限らない

パラベンフリーが安全とは限らない

実は、パラベンフリーを謳っている製品だとしても、パラベン以外の防腐剤・保存料を配合している場合があります。

「防腐剤無添加」の製品を使用したい場合のであれば、フェノキシエタノールや安息香酸塩など、別の種類の防腐剤・保存料が使用されていないか見極める必要があるのです。

添加物が原因でお肌のトラブルを引き起こしたことがあるという方は、購入する製品の成分表をきちんとチェックしてみてください。

パラベンフリーの化粧品を選ぶときのポイントとは?

パラベンフリーの化粧品を選ぶときのポイントとは

パラベンフリーの化粧品やスキンケアアイテムを選ぶときのポイントについてご紹介いたします。

使用期限をチェックする

パラベンフリーの化粧品やスキンケアアイテムは、使用期限が短めに設定されている場合があります。

設定された使用期限を過ぎてしまうと、肌荒れなどのトラブルを引き起こす原因となってしまう場合もあります。パラベンフリーのアイテムを購入する際には、使用期限をきちんとチェックしてみてください。

パラベン以外の防腐剤も要チェック

先ほどお話した通り、パラベンフリーを謳っている製品でも、パラベン以外の保存料や防腐剤が使用されている場合があります。

防腐剤などの添加物フリーのアイテムをお求めの場合は、パラベン以外の添加物が配合されていないか、きちんと確認しなければなりません。

パラベンフリーのアイテムをお求めの際は、製品の成分表を確認してから購入することをおすすめします。

パラベンのアレルギー性について

パラベンの入った化粧品を使用することでごくまれにアレルギーを起こす方がいますが、多くの生態テストで安全性が確認されており、70年以上も安全な防腐剤として使用されています。

化粧品だけでなく、食料品や医薬品にも使用されており、防腐剤の中でも一番使用実績のある成分です。

またメチルパラベンは少量の添加で広範囲の菌に効くので、刺激が少なくなります。

パラベン類を使用していない製品の場合は、別の防腐剤を配合していることがほとんど。多くの場合は配合量が増えてしまう傾向にあります。

パラベン=危険は間違い!正しい知識で化粧品を選ぼう

パラベン=危険は間違い!正しい知識で化粧品を選ぼう

今回は化粧品や食品に配合されている「パラベン」についてご紹介いたしました。

パラベンは古くから広い分野で使用されている安全性の高い保存料です。製品の品質を保つために欠かせない成分となっています。

化粧品やスキンケアアイテムを購入する際は、パラベンの有無について注目してみるのもおすすめです。

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